アイスランド旅行 day4-3:シンクヴェトリル国立公園

アイスランドのゴールデンサークル 3スポット目は「シンクヴェトリル国立公園」。
夕暮れ時に行ったので、夜になるギリギリのタイミングでしたが、なんとか絶景を生で見ることができました、。!
 

*「そもそもゴールデンサークルって」まとめた記事はこちら→

【目次】
・1:シンクヴェトリル国立公園について
   ・アイスランドの大地は常に引き裂かれている??:シンクヴェトリルの地理
   ・世界初の民主議会の場所!?:シンクヴェトリルの歴史

・2:シンクヴェトリル国立公園 観光!

目次

1:シンクヴェトリル国立公園について

ゴールデンサークルの1つ「シンクヴェトリル国立公園」。
この場所は、北アメリカプレートとユーラシアプレートから生じる「ギャオ」と呼ばれる大地の裂け目が
数多く存在しており、岩の壁の様な物がいろんな場所で見られます。

アイスランドの大地は常に引き裂かれている??

アイスランドが位置するプレートの問題から、常に大陸は左右それぞれに引っ張られています、。
東側は東に移動しており、西側は西に移動しているのです、。。
移動速度は1年に約2cm程度とされていますが、100年たてば2mも離れてしまいます。
この「ギャオ」と呼ばれる大地の裂け目から
数千年後には、アイスランド の大陸は分断されてしまうかもしれません、。!!

世界初の民主議会の場所!?:シンクヴェトリルの歴史

この場所は歴史的にも、非常に重要な場所です。
西暦930年に世界初の民主議会(アイスランド語でアルシング)が行われたと伝えられており、
現在、その場所にはアイスランドの国旗が掲げられています。

アイスランドはノルウェーのヴァイキングなどの移民によって入植が進んでいき、それぞれの定住地域ができておりました。
そして各地域で、「シング(民会)」と呼ばれるものが存在しておりましたが、全島共通である「法律」や「規則」はなく、それぞれの出身国の法律が各々の定住地域で決められていた様です。
そこで全島での交流や、交易が発展するにつれて、全島共通の調整機関が必要とされて、提唱されていったのです。

その提唱によってできたのが、「アルシング」。
アイスランド 語では、「Althing」の書きますが、”Al”は「全て」を表す単語です。(All とかも近い記述ですね、)
そこに“thing”という「民会」を表す単語を合わせて ”Al”+”thing” = Althing という言葉が作られたのです。
よってこの「アルシング (ALthing)」は「全島集会」や「全国会議」を表します。

930年に定住地域ごとの「シング」の代表が集まり、シンクヴェトリルにて「アルシング」が2週間にわたって開催された。当初は立法と司法の機能を有し、行政は各定住地域の自治に任されていたということなので、
アイスランド の法律の基準が「アルシング」によって初めて作られたのですね。
アルシング開催中は全島から集まった人々が平野にテントをはり、宴会、スポーツや詩の朗誦などの娯楽や、商売などの交流も行われていた様なので、随分と賑やかで楽しそうな全島民会です、。笑

シンクヴェトリルの場所

レイキャビクから車で約40分程です、。
1時間掛からないので、観光するにはかなり向いていると思いますが、なにせとても広いので
行く時間帯にはご注意を。。。!
(僕たちは他のスポットを回っていたので、着いた頃には少し暗くなりかけており、
あまり歩いて回ることができませんでした、。。)

▼詳しい場所はこちら

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる