2020年のJPS展に入賞することができました!!
今回でこれで2回目の受賞!^^
ただ、なんとなく凄そうな写真のコンテストだなぁ〜としか思っていなかったので、
改めてどんな組織が運営していて、どんな大会なのかを調べてみました。(過去受賞してるのに今更ですが。。)
1:そもそもJPSって?
JPSとは日本写真家協会(Japan Professional Photographers Society)の略称です。
1950年に創立されたこの協会は、今年(2020年)で約70年も続いています。
2011年に内閣府より、認定を受けて公益社団法人として活動しています。
正会員は1,464名、名誉会員16名、賛助会員55社(2019年6月現在)で、日本国内で最大の職業写真家の組織なのです。
2:初代会長は、あの木村伊兵衛!
JPSは知らなくとも、「木村伊兵衛」という名前を聞いたことはあるかと思います、。
20世紀の日本を代表する写真家です。
木村伊兵衛は、当時49才で写真家協会の初代会長に任命されました。
写真雑誌の投稿写真コンテストの選考・論評を通じて、アマチュア写真の指導者として運動を推進したと言われています。
現在は6代目の野村和嘉さんが会長をされています。
3:JPS展とは?
協会設立の翌年、1951年に開催された「日本写真家協会 第1回展」。
その後25年続いたこの展覧会は、1976年に「JPS展」と改名されました。
それまでは会員だけの作品であった展示会だったのですが、1977年から一般公募を募り、
日本最大である写真組合の公募展が発足したのです。
1991年には、「ヤングアイ」という学生を対象とした公募展も発足し、毎年「JPS展」と合わせて開催されております。
選定された作品は、単純に受賞対象になるだけではなく、東京、名古屋、京都などで展示会が行われるのです。
東京では、毎年恵比寿にある「東京都写真美術館」において、授賞式と展示会が行われるため、
写真ファンにはとても名誉な賞になるのです。
4:JPS展の規模や難易度
この展示会は応募された作品の中から、審査員が作品を選定し、
文部科学大臣賞、金賞、銀賞、銅賞、奨励賞、優秀賞、入選、に分けられます。
2020年度のJPS展の応募数と各賞の数は以下の通りです。
応募者総数1,858名(一般部門1,662名、18歳以下部門196名)
入賞・入選者数 251名(一般部門214名、18歳以下部門37名)
応募作品総数 5,764枚(一般部門5,358枚、18歳以下部門406枚)
入賞・入選作品数 428枚(一般部門366枚、18歳以下部門62枚)
*引用元 2020年 JPS展 オフィシャルサイト
概算で計算すると、
受賞できるのは参加者のうち約13%。
参加者が複数の作品を応募している場合もあるので、
応募作品のうち、入賞できるのは約7%
かなり厳しい数字ですね、、。。。
いろんなフォトコンテストがあり、
それぞれ傾向もあるので、一概には言えませんが、先ほどの数値が示す通り、
日本国内のフォトコンテストでいうとJPS展はかなり難易度が高いようです、。
5:まとめ
改めて調べてみると、JPS展はかなり歴史がある公募展だったことが分かりました。。
2020年はコロナの影響で、表彰式は中止になり、展示会は来年の2021年に延期されましたが、
私の作品も展示されますので、是非興味がございましたら見に行っていただけますと幸いです。。!
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