幾つか所有するサイトで、SSL化させていないものがあったので、
お名前.comからSSLを設定してみました。
SSLとは?
Secure Sockets Layer の頭文字をとってSSLと呼ばれています。
直訳すると、「Secure = 安全、Sockets = 受け口、Layer = 層」ということで
「安全な受け口の層」をwebサイトに作るイメージ。
機能としては、インターネット上におけるwebサイトとウェブサーバ間でのデータの通信を暗号化し、送受信させる仕組みのことです。
つまり、簡単にいうと、「セコム入ってます!」的な。。
SSL化をしていない場合のデメリット
入ってない場合、どんなデメリットがあるかというと、。。
1:第三者から悪用防止
2:GoogleからSEOの評価が下がる
3:アラートが表示されるため、ユーザーに不信感を抱かせる。 etc…
細かくみていきましょう。
1:第三者から悪用防止
悪用される場合、盗聴、改ざん、なりすまし等が行われる可能性があります。
例えば、売買や寄付などお金の振り込みなどができるサイトでは、口座番号の書き換えや漏洩。
また、逆に有名なサイト自体をデータごと抜き取り、別なサーバへドメインを繋げてしまい、
ユーザーを騙す行為などが行われます、。
2:Google からのSEO 評価が下がる
2014年8月にGoogleが公式に、「優れたユーザー エクスペリエンスを生み出す多くの要素のうちの 1 つ」と発表しています。*Google のウェブマスター向け公式ブログより
具体的な影響は明らかにしていない物の、アラートが上がるような機能はついているので、
検索順位を決定するための評価に関わることがわかっている以上、SSL化を行うべきで。
2:アラートが表示されるため、ユーザーに不信感を抱かせる
先ほど記述した、「アラートが上がる」という表示ですが、Google chromeの場合は下記のように示されます。
URLエリアの左側に「保護されていない通信」とありますが、こちらのボタンを押すと
「このサイトへの接続は保護されていません」と表示されます。
どこでも見えるURLエリアに表示され、昨今SSL化されているサイトが多い中、
この様な表示があると、ユーザーは不信感を抱いて、離脱に繋がります、。。
![SSL化していない場合のGoogle chrome のアラート](https://t-log.site/wp/wp-content/uploads/2020/08/スクリーンショット-2020-08-01-13.19.20-1.png)
![SSL化していない場合のGoogle chrome のアラート](https://t-log.site/wp/wp-content/uploads/2020/08/スクリーンショット-2020-08-01-13.19.28-1.png)
SSL化をしていない場合のデメリット
ということで、逆に先ほど挙げた課題をSSL化をすれば解決できます。
・安全性の確保
・SEO的な評価要素に貢献
・ユーザーへの不信感の払拭 etc..
これらが SSL化のメリットとして挙げられます。
SSL化されているサイトか確認する方法(お名前.comの場合)
お名前.comには有料・無料それぞれSSLのメニューがありますが、
今回は、無料の共有SSLで設定していきます、。
まずはログインして、レンタルサーバの一覧ページへ行き、コントロールパネルにログイン。
![](https://t-log.site/wp/wp-content/uploads/2020/08/スクリーンショット-2020-08-01-13.21.17-e1596292485604-1024x650.png)
次にコントロールパネルの画面から、SSL設定のボタンをクリック。
![お名前.com コントロールパネル](https://t-log.site/wp/wp-content/uploads/2020/08/スクリーンショット-2020-08-01-13.21.30-1-1024x767.png)
そうすると、この様な画面が出てきます。
ドメインのエリアに設定したいサイトのドメイン(URL)を選択して、新規作成をクリック。
![](https://t-log.site/wp/wp-content/uploads/2020/08/スクリーンショット-2020-08-01-17.36.31-1024x272.png)
幾つか確認画面が出てきますが、そのまま進んで行きます。
![](https://t-log.site/wp/wp-content/uploads/2020/08/スクリーンショット-2020-08-01-13.30.10-1024x403.png)
こちらも、決定をクリック。
![](https://t-log.site/wp/wp-content/uploads/2020/08/スクリーンショット-2020-08-01-13.30.21-1024x425.png)
最後の画面で、「SSL設定が完了しました」と表示されます。
![](https://t-log.site/wp/wp-content/uploads/2020/08/スクリーンショット-2020-08-01-13.31.04-1024x362.png)
ここで注意点!
すぐに設定したサイトのURLを叩いてもSSL反映の確認はできません。
SSLの反映には、時間がかかります、。!
今回の場合は、約3時間程かかりました。
定期的に確認して言っておりましたが、3時間後にサイトへの反映が確認されました!
![SSL化後のGoogle chromeによる、URLエリアの表示](https://t-log.site/wp/wp-content/uploads/2020/08/スクリーンショット-2020-08-01-16.38.41-1.png)
SSLかが終わったらやること
無事にSSL化の反映が確認したら、終わり。。ではありません。。
幾つか合わせて対応すべき事項があります。。
・canonical タグの設定
SSLする前からcanonical タグを設定されている方は、「https://~」のURLに設定を変更しなければなりません。設定がされていない場合、検索エンジンはHTTPSのURLをインデックスしてくれないので、注意が必要です。
いかがでしたでしょうか。
こちらの記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
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